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2013.03.26 Tuesday | - | - | -
2013年2月16日土曜日、渋谷O-EASTでの大Z祭に参加していただいたみなさんへ
まず、来場者の方々に心から深く感謝しています。

O-EASTでZの最後をこんなに盛大に迎えることができたのも、第一に640人ものひとが来てくれたからです。
当日の昼までいったい何人きてくれるか確証が持てなくて、Zのメンバーは全員で焦っていました。
開場直前に、Oグループの今回の大Z祭最高責任者のそめやくんからプレイガイドや手売り分、とZでのメール予約を合わせると「500人は来てくれそう」なことが分かり、祭中も最初から来場される方も多く、どんどん増えていって終ってから確認したら640人でした。

自分たちの企画をスタジオライブから初めてきて、最後にここまでの人に応援されるようになったと思うと大変感慨深いです。

カテゴライズもされないまま、勝手なこの音楽とバンドを最後まで好きでいてくれて本当にありがとうございました。

私からの当日の解説、感想を

1. クリプトシティ
LOSTAGEのライブで初めてサックスを吹くことになった日に、新宿LOFTで初めて見た。聡は知り合いだったけれど、他のメンバーは初対面に近いのにすごくフレンドリーですぐに仲良くなれた。SEBくんに至ってはZのツアーでもゲストギターで参加してもらい、旅も一緒にたくさんしたね。一緒にレコード屋に行くとなんでも教えてくれて面白かった。
中尾君は同じ年齢だから、Z会に呼ぶにあたって紹介文章を書くときに、彼のルーツを延々と長電話して盛り上がった。意外と90年代UKロックにルーツが深いことが分かってすごくびっくりしたけど納得行った。
DEANは最高に私を敬愛してくれて、いつもそれが励みになった。ありがとう!

当日のライブは、やはり広いところが似合うな〜という、全員かっこよく激しい動きが演奏に加わって、一番目から盛り上げてくれた。4人の音楽趣味を知ってからライブを見るとみんなの人柄と個性の同調が、オリジナルJUNK音楽を構築していることが分かる。
ありがとう!


2. Dub Magus From Beirut
もともとメンバーの大島君とは彼が高校生の時から知り合いで、良く大阪からライブで来ると、ウチに泊ってたくさんいろんな話をした。当時から私より音楽全般に詳しくて、でも当時からこちらがやっていた音楽もすごく好きでいてくれて、いつ会っても楽しかった。
BEIRUT5という3人編成のバンドになってからの必殺級の音源と、年下なのに演奏と機材に妥協のないすごさは尊敬していた。
その後ドラムのしんぺい君と二人組となり、大幅に音楽性を変える予告をしていたとおり、気づいたらとんでもない最先端大阪発信世界水準のNEW BASS MUSICを鳴らしている。Zを大阪にも呼んでくれて、会うたびに変化を遂げているDMFBは羨ましかった。

この日、O-EASTのサウンドシステムと大変相性が良くてめちゃくちゃかっこよかった。
大島君がDJとしても名をあげていって、テクノの話をいっぱいしてもらったときは全くテクノが理解できなかったけど、あの大島君が言うくらいだから絶対面白いと思ってたまに聴いていたテクノに昨年からハマった。また音をひろげてくれてありがとう!
Zの曲も二人でミニマルに仕上げてくれてそれがまたかっこよくて参った。Zのtumblrで聴けます。


3 .LOSTAGE
サックスで録音に参加してからの仲で、ほんと録音スタジオに行くまで「おれなんかでいいんだろうか...」と思っていたけれど、会ってみたらすごくみんなで私のテンションを上げてくれた。
私はLOSTAGEをよく知らなかったけれど、彼らはよく私を知っていてくれたからだった。
EMI傘下のレーベルからクオリティの高いUSインディーロックの要素に、唯一無二のあの歌声と歌詞が載った最強の名盤で、3人編成初のLOSTAGE音源に参加できて嬉しかった。
彼らの活動と全く逆走していたと勝手に思っていたから、正直最初にライブで参加したときなどは、お客さんが音楽を知りたがっている人ばかりでびっくりした。実際そのあとから私のやっているバンドのライブに来てくれる人は確実に増えた。純粋な増え方ですごく嬉しかった。
さらには、今までZが出たことのない大規模な「生活」というでかい企画にも呼んでくれて、ZをLOSTAGEがきっかけで好きになったひとも多いと思う。とてもありがたがった。Zのやり方だけでは、まずZを「見る」「聴く」に至ってもらえるひとが少なかったから。どうやっても裾野の広げ方がわからなかったけれど、LOSTAGEと関わったことで多くのひとの耳に届いたことは筆舌に尽くしがたい感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして何よりこんなハードな音楽を、常に熱を持って演奏する3人をすぐに尊敬した。
ライブアニマルだよなー普段みんなめちゃくちゃおとなしいもんなー。

以後、まさかZの「絶塔」アナログ盤をリリースするという自殺行為に挑んだ、ベースと唄の五味タカヒサくんには感謝しかないです。

この日も激しく、彼らにしては短い演奏時間のなかで、大Z祭への複雑な感情を織り交ぜながらも爆発してくれた。
ありがとう!また奈良に行ったらTHROAT RECORDSをパトロールしたい〜


4. ROPES
これまたLOSTAGEから広がった新しい友人のひとつ。
アチコちゃんには、初対面で白いトートバッグに赤ワインをぶちまけてしまって本当に済まなかった。
ART-SCHOOLは聴いたことがなかったけれど有名なことは知っていた。あんな有名なバンドをやっている戸高くんはすごく謙虚で丁寧でいい子なうえに、ゼアイズをずっと好きだと言いだしてちょっとおしっこが漏れた。。その後Zも好きだと言いだして、Tシャツも愛用してくれて純粋に嬉しかった。
アチコちゃんは良くライブも来てくれてこんな変態音楽なのに、「好きだ」と、Zの持つ面白さも含めて言ってくれて嬉しかった。

あげくの果てにはZ会でROPESにZの3人で参加させてもらい、初めて女性ボーカルへのコーラスもやらせてもらいました。練習は楽しかったな〜。
練習に参加してみて二人のROPESに対しての力まない厳しさを目の当たりにしてすごいと思った。やはり大変繊細な二人の音楽なんだなってさらに伝わった。

この日はM.A.S.H.のセッティングもやりながらステージで聴いていたけれど、なんかいつもの100倍悲しい音楽に聞こえた。ROPESに井野さんのベースのサウンドチェックのかすかな弓弾き音が混じってたからかな。
最後までありがとう。


5. M.A.S.H.+井野信義
ドラマー大沼志朗さん率いるグループに、ベテランベーシストの井野さんが加わったスペシャル編成のPURE FREE JAZZ GIANTSだ。
MCでも説明したとおり、アルトサックスの森順治さんは70年代に「集団疎開」という梅津和時さんのグループに参加してから、80年代も梅津さんの「生活向上委員会」に参加し、以後もずっといろんなシーンで演奏し続けている。
ピアノの雨宮拓さんも、70年代からNEW JAZZ SYNDICATEという不定形集団即興演奏集団に参加したり、伝説のパーカッショニスト、富樫雅彦さんのグループに所属もしていた方だ。
そして本日のスペシャルで加わる井野信義さんは、高柳昌行という日本屈指の伝説のギタリストのグループや、なんとJOHN COLTRANEバンドの最強ドラマーとされているELVIN JONESのグループで、渡辺貞夫さんとも共演しており、日本ではエルビンとduoで3週間ツアーしたこともあるという…ほんとのプロ!

私はZの初期に一人でみた、生で見るFREE JAZZに圧倒されて、もう電気なんてこの世にいらねーじゃん爆音なんて意味がねーじゃんというくらい強烈にFREE JAZZを愛した。いつか50歳くらいになったらこういうことができるようになりたいと思っていた。
M.A.S.H.を初めて見たときはもう全部が凄すぎて、それまでも多くのヴェテラン音楽家による即興演奏を見ていたけれど、HARDCOREにFREE JAZZで全身を撃ち抜かれた。
よく見に行くうちに、M.A.S.H.の皆さんは、私に話しかけてくれて仲良くしてくれた。本当に感激した。あんなすごい音楽をやるひとが私のようなよく分からないサックス初心者に真剣になんでも答えてくれた。
まさかそのあと割と遠くない未来に一緒に演奏に参加させてもらったりするなんて、その時は思わなかった。

また、歩がドラムだったころ大沼さんと歩のツインドラムで新今日の全曲を熊谷でやった。どうしてもそれが見たいという熊谷のけんじくんの企画ですごく盛り上がった。
Zが終わった後、大沼さんは歩に「短めで二人だけでやろうぜ」といってドラムduoをやった。歩のドラムはZでは徐々に勢いがなくなっていたけれど、それを見てすごくかっこよかったから嬉しかった。

さて次に自分ができることは、Zを好きな人にM.A.S.H.を見てもらうことだった。すごく見て欲しかった。
ということでFEVERで行ったdiscotortionとのZ会で出てもらい、その時多くのひとがM.A.S.H.を真剣に体感してくれて、最高の盛り上がりを見せた。終わってからM.A.S.H.の三人と話すと全員すごく楽しんでいただいたようで、以後大沼さんに会うたびに「また潤ちゃんのやつ誘ってよ〜」と言われて、「いつにしようか、次はもっと面白くしたいな、どうしよう?」と考えている間にこの日を迎えてしまった。

2011年には実は私もギタリストの大門力也さんのお誘いで大沼さんとONDという3人組で何度かライブをさせてもらって、その時に演奏をしながらすごく大きなもの、感覚、音に乗ることを教えてくれた。そこで大沼さんに「なんで俺なんかサックス下手なのに一緒にやってくれるんですか?」と聴いたら、「君はステージでの演奏の仕方を、見せ方を知っているからだよ」と言われてすごく嬉しかった。その前にZとやった時は「歌とサックスどっちなんだ?どっちかというと歌なんじゃないか?」というニュアンスのお言葉をいただきヒッジョーにグサリと刺さったこともあったし。
時を経て、地味〜にサックスの練習をした後に一緒にグループ演奏した去年は、「duo今度やろうよ」とまで言ってくれて死ぬほど嬉しかった。自分なりに好きなことを追及して、尊敬している人にそう言ってもらえることが。

森順治さんも、大沼さんと私が知り合う前に、ベテランの方とサックスduoをやっていて、たまたまソプラノサックスを持って見に行ったら「じゃあ最後に一緒にやろうか」となって、結果ソプラノ3本のトリオを高円寺のグッドマンで演奏した。そのときはほんとに初めてヴェテランの方とやらせてもらった時で、サックスの深さを全身で浴びたため、以後は練習に力が入った。

森さんとはその後も何回か一緒に吹くことがあり、同時に鳴らすたびに、この絶対的な自分との違いを探りながら、もがきながら演奏した。ある時からすごく森さんと吹くということがとても楽しいことになり、この人もまた偉大なる先生となった。
森さんとは小岩から帰る電車で、「もっとロックバンドやっている人とかともやった方がお互い面白いよね。FREEの人はFREEだけ見るとかじゃなくて。この前のZでのM.A.S.H.は面白かったもん。またやろうね」と言ってくれた。
(stingerというバンドのはりやさんは昔からライブハウスでそういうことをやっているし、最近は他にも、バンドをやっている人がM.A.S.H.およびさまざまな人を呼んで鴬谷what's upや小岩bushbashで平日休日問わず面白い企画をやっている。)

この日は順番としても一番刺激的なタイミングで衝撃的に良い出音で、近年稀にみる機会となった。デカ箱でFREE JAZZの伝説的な演奏をいつものように行った。
そしてライブを見ていたひとは分かるように、想定外に聡がMCしたくなるくらい感動的だったということだ。聡はもっと若い時にたくさん即興音楽シーンに関わっていたから、心身にあり得ない会場の雰囲気と演奏が沁みたんだと思う。そこから師匠と仰ぐ大沼さんとのドラムduo、最後に全員参加で私も加わらせてもらって最高に楽しかっこよかった。


6. 9dw
じつは最近の9dwがどういう楽曲を演奏しているか知らなかったので、この日の前の週から最新の曲をsoundcloud上で聴いていたら驚いた。アルバムを出したハイブリッドFUNK FUSIONから、肉体的なデトロイトハウスミュージックになっていた。
もちろん9dwこと斉藤健介さんは常に進化を遂げてきた先輩だ。Zのリリースを常に助けてくれていながら。
1st「御壁」では、流通会社を通して新作発売をすることが初めてで、ていねいにやり方を教えてくれつつ、流通業界にほぼ全く縁もなかったZをいろんな人に紹介してくれた。そして今思うと自殺行為のLPとdvdの二枚組ゲートフォールドジャケット仕様というリリースをしてくれた…
2nd「新今日」アルバムはなんとcatuneからリリースしてもらった。全てが完成した時にはメンバーも健介さんも満面の笑みで「やったね」という手ごたえがあったけれど、セールスとしてはレーベルのプラスになったとは思えず。力不足を大変申し訳ないと思っています。すみませんでした。
そんな中で、Zが御壁を出した後に新曲をライブでやり始めたころ、ケンスケさんにギターで参加してもらうライブが何回かあった。図式マンなどを昔のケンスケさんばりにジャギジャギにシャープに弾き切ってくれて、すごく嬉しかったし、あの時の図式マンは殺人的だった。

そのあとも健介さんは己で活動場所をガンガン開拓していっていて、私がただのファンで買っていた最高の音楽誌「waxpoetics」に掲載されたり、アナログ盤をその音楽誌のレーベルから世界へ向けてリリースしたときには、すっごいな〜さすがだなー。とつくづく感じた。昔から有言実行のひとで、ゴリゴリのバンドシーンからクラブミュージックシーンにスッと入っていけるのは健介さんの信じる音楽がどこへ行っても分かる人にはわかるからなんだろうなと思う。

この日のライブはドラムにカムロニンバスの宮内君を配し、ビートがいかつく効いた今まで見た中で一番かっこいい9dwだった。昔の曲までハウス化していてやっぱ曲へのアプローチは昔と同じで完璧だと感じた。
奇しくも、昨年から私に到来したテクノブームはそのままデトロイトやシカゴのハウスブームへと流れ、Theo Parrishは大変素晴らしい音楽だと思っていた矢先にこの9dwの黒いFUNKマシーン化はビビった。。。いつまでもビビらせてください!ありがとうございました!


7. skillkills
気づいたら弘中兄弟とは、7年くらいの付き合いになる。
最初に会ったときはAlan Smitheeというバンドで二人がリズム隊だった。まだ聡は19歳だったと思う。今とは違うドラムスタイルだけれど、すでに完璧なドラマーだった。A.Sはその時slintをさらに暗くしたような印象の音楽でかっこいい曲で、ライブでの音の表現力がすごすぎて「だれあんたどこからきたの??」と思った。
そのあと兄弟はGeGeGeGe Quartetを結成して、たまたま本来のサックスメンバーが来れないライブで、私が代打で抜擢された。すでに弘中兄弟はいろんな即興、FREE JAZZの達人とセッションを繰り返していて、そんな中にも呼んでくれたりしていたけれど、なんでもっと上手な人に頼まないのかなと、ゲゲゲゲの代打のときは思った。楽譜ももらって練習して挑んだけれど、すっごく勉強になり、またこのバンドの音の選び方やリズムの複雑さが、ちょっとファニーだったりして個人的な好みですごく好きになっていた。
こちらは真剣な、マイナーな音を選ぶようなバンドをずーっとやっているからかな。
そういえば私は歌詞までつけて一曲歌ったんだ。ガクくんのギターがイカレててかっこよかったなー。

GeGeGeGe quartetの企画にZでも呼んでもらって、まさかのKING BROTHERSと共演で大変面白かった。
そのあとGeGeGeGe quartetと同じメンバーでskillkillsをはじめると聞いていて、確かそのころ聡が新今日のころのZにツインドラムとして入ってくれていた。Zの練習の時にスタジオで、エフエフ笑いながらskillkillsの練習テイクを聴かせてくれた。トンデもなく新しい感触の音楽で、「ついにやりやがった!」とすがすがしく完敗した気がして嬉しかったな〜アレ聴いた瞬間。

また、私の呼びかけで弘中兄弟とhununhumのベースのタケシともI.C.E.というバンドも組んで何度かライブをした。
あれはかっこよかった。すごいアイディアにあふれているスグルの作った曲をみんなで演奏して、スグルの変天才感覚を共有できた。またやりたいなI.C.E.

とにもかくにもskillkillsは以前までの彼らのバンドでやってきたやり方を一新して、狙いを定めてクールなバンドとして唐突に現れた。すごいショックだったからこそ早く有名になってほしいと思った矢先に、BLACK SMOKERという彼らも本望なレーベルからリリースされることが決定してめちゃくちゃ嬉しかった。その後も精力的にいろんなところで音を出して、確実に「今」を求める人のハートを掴みまくっている。2ndアルバムも売れ行き好調だそうで本当にこれからも爆走していくんだろうな。この日のライブもお客さんを釘付けにしつつ、みんな揺れていた。ありがとう。


8. セノオGEE
セノオさんとはZが新今日出した後にcontraredeの企画で初めて対バンした。

当時は灰汁(あく)という名前の2DJと1MCのグループだった。やたらダークでいびつだけれど、確実にHIP HOPなバックトラックに、テンションの上がり下がりが激しいけんちゃん(セノオさん)のラップが乗っていた。何を言っているかが聴き取れなかったのが残念で、もらったCDを聴いたら、とんでもなくオリジナルなこんなHIP HOPに出会えるとは思わなくて何回も何回も聴いた。

その後灰汁のセメダインさんのおうちに呼んでもらって、呑んで話した。けんちゃんのFREE JAZZを尊敬する気持ちが自分と一緒なことや、意外と私も80-90年代の海外のhip hopが好きなことからめちゃくちゃ仲が良くなってしまった。

灰汁が解散してから、けんちゃんは不朽の名作、"the Law and Middle class"を作り上げた。トラックも全部自分で作っている。音の選び方、サンプリングの仕方がかっこいい。曲構成もすごい。インストでも欲しいくらい。。そこに乗るラップはけんちゃんの人生の物語そのものだった。でも共感できるところがいっぱいある。自分と外界との相容れない関係性のところ。その軋轢が新しい言葉となってあふれだす本当の名作。

そしてライブはといえば、ターンテーブルにサンプラー、鍵盤を駆使し、あるところまではアルバムを再現するけれど、必ず見るたびにどこかに罠をしかけてくる。あれがけんちゃんの1ステージ見ること、毎回違うフレッシュさを産み出すきっかけになっていると思う。何度みても飽きないソロの人はなかなかいない。

セノオさんの企画では、灰野敬二さんと私とmouse on the keysの川崎さんのトリオ演奏という誰も思いつかない組み合わせを実現させてくれた。けんちゃんを介して灰野さんとも貴重な話と体験、つまり演奏ができてすごく感謝しています。

絶塔にはウオからの依頼で参加してくれて、私はなんてナイスアイディアなんだ!と思った。ウオの閃きに感謝!

最後の絶塔ツアーでもいくつか旅路を共にしておもしろすぎた。

この日のライブはどこか尖っていた気がした。いつもそうではある感触はあるんだけど、この日は独特な尖り方だった。Zの解散についての思いを込めてくれた演奏だった。
ありがとうございました。


9. NICE VIEW
ゼアイズをやっているときに企画に出てもらったり、名古屋や岡崎で共演することが多く、私はとくに当時ギターのショータさんとよく話した。
ステージとは裏腹にやさしく話すのには最初びっくりした。
ショータさんもいろんな音楽を聴いていて、話が盛り上がった時多かったな。teasiの一平くんもいっしょにいるとさらにダメーに盛り上がる。
そんな結構共演していた昔にgo fishのデモテープをもらって心底その才能の深さに驚いてたくさん聴いた。「そうか、バンドでできないことって、こうやって一人で音楽に対峙することだ」と、バンド一色だった自分にとっては、表現方法としてすごく新鮮なアイディアになった。

ドラムのタローちゃんとは、別ユニットのCHIKA CHIKAという3ドラム1ギターの特殊バンドにサックスで参加させてもらったことがある。最後にシンバルを何百枚も床にビシャンビシャン落とすのが怖かった。サックスに当たりそうでほんとにこわかった!音出してる時はたのしかったけど。
ツカさんは静かなクレイジー兄さんだった。

この3人は常にド級のライブをしてくれる。初めて見たときから常にド級のライブしか見たことがない。この日もド級だった。Zになってから何回かあのショータさんのまたびらき斜め横上大ジャンプをまねしたことがある。ライブ直後にタローちゃんに「おつかれさま」と言ったら、即座に「オサキッす!」と歯切れ良く言われて今日だって今までと同じライブの日なんだと、良い意味で元気になれた。
このあとNICE VIEWは吉祥寺でのライブに向かいました。O-EAST同様に絶対すごいライブをやったんだろうな。
一日二発の一発目、ありがとうございました。


10. Z
今日で最後だと思うと…自分が望んでこうなったはずなのに、あまりにも多くのひとと、改めて素晴らしい共演者に囲まれてちょっと複雑な心境になった。でも、「あと一回、今日やればZを演奏しなくてもいいんだよ」という天からの声で覚醒した。あとはほぼ2時間、駆け抜けただけだった。細かい感想を言おうとすれば、いくらでも出てきそうだけれど、自分の体感速度としてはあっという間だった。前やっていたバンドの解散ライブの二倍の人が全力でZを受け止めてくれたことが自分に伝わってきた。

最後のMCでもみなさんにお詫びをしたとおり、私はこのZでの音楽表現、身体表現はやり尽くした。
絶塔収録の曲より新しい曲は自分に鳴らなかった。

やめるこの日まで、全国各地でライブをたくさんやって新たな出会いもたくさんあり、旧知の友達も各地で駆けつけてくれて、ライブをやればやるほど申し訳なかった。ただ、本当にZが好きなひとがどんどん増えていくのを目の当たりにしたら、毎回自分の限界を超えるように、前回を超えるように、自分も楽しめるように全力でやっていくしかなかった。ライブ写真やライブをご覧のとおり、もちろんイヤイヤやっていた訳ではないからこの説明がウマく言えているのか分からない。

Zはやればやるほど、自分ではみんなが言ってくれるほどのバンドとしての「すごさ」が分からなくなっていった。機材とPAの君島さん、ウオと聡の演奏力がすごいのは確かに良く分かる。けれどトータルでこの音楽がどうすごいのか。
絶塔が良いアルバムだとは思うんだけど。

やりきって分かった事があった。多分Zに似ているバンド、音楽は世界のどこにもないということだ。

私はZのメンバーだった全員に感謝しています。Zがなければ私の音楽活動、詩作活動もあり得なかった。メンバーだった全員から支えてもらって、フロントマンなんてことをやらせてもらっていた。
Zがなければいろんな人からのサックス演奏依頼や、即興演奏での誘いもなかったと思う。

ありがとう!



最後に、大Z祭を支えてくれたOグループそめやくん、進行管理の前田さん、音響のAT ZEROチーム、eeteeちゃん、写真展を開催のうえに撮影もしてくれたアカセユキちゃん、写真撮影をしてくれた野崎彩花ちゃん、朝岡英輔さん、動画撮影チームMINORxUのみんな、Zの物販を一日中やってくれたゆりちゃん、やぎちゃん、ちえちゃん、戸川良くん、本当にお疲れさまでした。

追記:当日開場から閉店までバンド同士のわずかな転換中に流れていた音楽は、前の晩に夜なべして作った古今東西の愛すべき144曲のプレイリストをシャッフルで流したものです。もしすごく気になった曲があればtwitterで私(@junof75)に聞いてください。まあ、文字でどこまで説明できるか難しいところですが…。また、そのプレイリストを作ったがために寝坊して入り時間に40分も遅刻してしまって本当に関係者のみなさん、ごめんなさい!



















2013.02.20 Wednesday | - | comments(0) | trackbacks(0)
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